第34回精製パネル討論会

日時: 2009年2月20日(金)
会場 タワーホール船堀 2F イベントホール
    (東京都江戸川区船堀4-1-1)
交通: 都営地下鉄新宿線「船堀駅」徒歩1分

プログラム

開会のあいさつ(9:30〜9:40)

精製部会長(出光興産(株)) 川本 佳典

セッション1 近年のアミン吸収・硫黄回収・環境対策の課題(9:40〜11:40)

 近年の重質・軽質原油の価格差拡大による劣質原油の処理増大と、燃料のクリーン化要求による脱硫工程等からの廃ガス・廃水の増加から、アミン吸収・硫黄回収装置等の負荷は高い状態にあります。一方、競争力強化の為の定修間隔の延長による装置開放機会の減少があり、これらの装置の性能維持と信頼性向上への取組みを難しくしています。
 そこで、アミン吸収・硫黄回収装置の技術支援に携わる方々により、各社での様々な対応事例を題材として、討論をしていきたいと思います。
座長 極東石油工業(株) 経営企画部企画Gr. 中村 晴彦 氏
パネリスト 東燃ゼネラル石油(株) 堺工場 技術部製油技術課 安藤 嘉之 氏
コスモ石油(株) 堺製油所 技術課 甲 祐一朗 氏
鹿島石油(株) 鹿島製油所 製造第一課 尚和 義人 氏
新日本石油精製(株) 大阪製油所 計画Gr. 計画チーム 中村 政行 氏
出光興産(株) 技術部 石油技術センター プロセス2Gr. 森田 全人 氏
休憩(11:40〜12:40)

セッション2 残渣油分解装置の最大活用(12:40〜14:40)

 近年の重質原油・軽質原油価格差の拡大に伴い、製油所では残渣油を軽質溜分にアップグレーディングする分解装置の最適化・最大活用がますます重要となっています。本セッションではコーカーやユリカプロセスなどの熱分解プロセス、水素化脱硫分解プロセス(H-Oil)を対象とし、精鋭のパネリストによる活発な討論を展開することで、これらの残渣油分解装置が現在抱えている問題点やその改善に向けた取り組みを紹介します。
座長 東燃ゼネラル石油(株) Asia Pacific Area Engineering Office 桑原 正義 氏
パネリスト 東亜石油(株) 京浜製油所 製造部 製造1課 高橋 堅哉 氏
(株)ジャパンエナジー エンジニアリングセンター(水島) 武本 耕作 氏
新日本石油精製(株) 麻里布製油所 計画Gr. 計画1チーム 中野 進 氏
富士石油(株) 袖ヶ浦製油所 生産技術部 技術課 永田 英記 氏
東燃ゼネラル石油(株) 川崎工場 製油技術部 製油技術課 矢崎 隼人 氏

セッション3 FCC & RFCC 装置(14:50〜16:50)

 FCC プロセスは、重質油を分解して高付加価値な軽質製品を製造する、石油精製において最も普及している重質油分解技術であり、その重要性から常に高い関心を集めています。しかしながら FCC 装置の位置付けは、原油価格の高騰・製品需要構造の変化を反映して大きな節目を迎えていると考えられます。
 そこで、FCC & RFCC装置での残油処理アップ および 燃料油需要減退下での FCC & RFCC装置の運転に注目し、また その他 皆様方の関心の高い項目についてパネリストの方々と共に議論を進めたいと思います。
座長 新日本石油(株) 製造技術本部 技術部 製油技術Gr. 玉置 俊裕 氏
パネリスト 出光興産(株) 技術部 石油技術センター プロセス3Gr. 赤司 信二 氏
新日本石油精製(株) 根岸製油所 計画Gr. 2チーム 木田 高史 氏
コスモ石油(株) 坂出製油所 技術課 渋谷 忠 氏
日揮触媒化成(株) 触媒研究所 反応解析・TSGr. 野中 誠二郎 氏
極東石油工業(株) 千葉製油所 技術部 技術Gr. 藤本 武 氏

閉会のあいさつ(16:50〜16:55)

プロセス分科会委員長(日揮(株)) 小酒井 康文

 

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