熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)市民講座


会期:2020年11月12日(木)
会場熊本城ホール 3階 大会議室A4およびオンライン開催
交通:JR「熊本駅」から熊本市電に乗車,「西辛島駅」(所要時間12分)徒歩5分。 阿蘇くまもと空港からリムジンバスに乗車,「熊本桜町バスターミナル」(所要時間45分)。

石油学会員に限らず,どなたでも参加できます。お気軽にご参加下さい。

プログラム

新しい風は西から〜大学と高専の連携による新規の高等教育〜(13:00〜13:30)

 九州大学工学部では九州一円の工業高等専門学校との連携教育プログラムを開設し,大学の高等教育と先端研究力,高専の実践的教育を融合した新しい工学教育を行う。また,物質・材料工学,機械・電気電子工学などの各専門分野に加えて情報科学の高度な知識と技術を有する人材を育成し,現在の社会的課題の解決に資する。本講演では,これらの教育事業について紹介する。

二酸化炭素の大幅な排出削減のためのe-fuelという考え方(13:30〜14:00)

 地球温暖化の主要因とされる二酸化炭素の排出を大幅に抑制するには,化石資源を利用することによる二酸化炭素の発生をゼロに近づける必要があります。そんな社会を想像したとき,石油を利用して作られる日用品や家電製品,自動車や飛行機の燃料はどのようになるのでしょうか?一つの案は再生可能エネルギー由来の電力と地球上に豊富に存在する水と二酸化炭素からe-fuelを作ることです。皆さんで未来社会の姿を考えましょう。

野球の超微と石油の超微(14:15〜15:00)

 プロ野球と石油の研究分野は超微(微妙)での共通点が多い。野球では投手が操る変化球は,指先の微妙な握りで直球,カーブ,スライダー,フォークを投げ分け,打者を翻弄させて,チームを勝利に導く。一方,石油の超微は石油の分子を操る触媒の世界である。熊本市は水俣国際条約の起点であり,水銀を除去する研究は原油の選択性向上,環境負荷低減,製品品位向上等で石油産業の繁栄に大貢献する。このような,プロ野球の超微と石油産業の超微の不思議なご縁をお話する。
参加費: 無料(要事前登録,大会参加登録者は申込不要)
参加申込方法: (1)氏名,(2)所属,(3)連絡先(E-mailアドレスおよび電話番号),(4)参加形態(現地参加,オンライン参加のいずれかを記載)を明記のうえ,E-mailにてお申し込みください。
申込み・問合せ先: 石油学会 熊本大会市民講座係
(E-mail: 50kumamoto@sekiyu-gakkai.or.jp,電話 03-6206-4301)

 

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