第50回精製パネル討論会

〜第50回記念討論会〜

日時: 2026年2月20日(金)
会場京都リサーチパーク 4号館 B1F バズホール(1階がセブンイレブンの建物です)
    およびZoom webinarによる ハイブリッド開催
交通:JR「丹波口駅」徒歩5分、バス停「京都リサーチパーク前」徒歩5分ほか

プログラム

開会の挨拶(10:00〜10:10)

精製部会長  伊佐賢二[出光興産(株)]

セッション1 省エネへの取り組み(10:10〜11:40)

 製油所の既存設備は、エネルギー供給の基盤として石油製品の安定供給を支える重要な役割を担っています。その運用効率を高めるための省エネルギーへの取組みは、CO2排出削減と資源の有効活用を両立し、環境負荷低減と競争力強化を実現する上で不可欠です。
 当セッションでは、省エネ課題の発掘や効果的な改善活動について、具体的例を交えながら議論します。課題の発掘方法から、運転の改善、設備の改造に至る取組みの全体像を対象とし、各ステップの事例を示しながら討論します。
座長 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 三浦公平
パネリスト ENEOS(株) 水島製油所 製油企画Gr. 万場鉄矢
パネリスト 出光興産(株) 千葉事業所 技術課 井上亮平
パネリスト コスモ石油(株) 堺製油所 技術課 嶋本貴文
パネリスト (株)日阪製作所 熱交換器事業本部 コアデバイス課 白水貴大
パネリスト KBCプロセス・テクノロジー・リミテッド 日本支社 三浦稔雄

休憩(11:40〜12:50)

セッション2 定期修理におけるプロセスエンジニアの関わり(12:50〜14:20)

 定期修理は、法令で定められた点検・補修に加え、製油所設備の信頼性を高めるための部品交換や清掃を行う、極めて重要なイベントです。運転部門や工務部門が主役に見えますが、その成功にはプロセスエンジニアの役割も欠かせません。
 当セッションでは、各社のプロセスエンジニアが定期修理においてどのような役割を果たしているのかを議論します。開放機器の選定、触媒やケミカルの取り扱い、技術伝承、DXツールの活用など、現場での実務からアカデミックな視点まで、幅広い事例を取り上げ、課題とその対応策について討論します。
座長 ENEOS(株) 技術計画部 設備戦略Gr. 小林 信
パネリスト ENEOS(株) 水島製油所 製油企画Gr. 木村祥彦
パネリスト 昭和四日市石油(株) 四日市製油所 技術課 菅 大彰
パネリスト コスモ石油(株) 千葉製油所 技術課 田中辰弥
パネリスト 栗田工業(株) 産業インフラ本部 コンビナート営業二部 山根 悟
パネリスト Heat Transfer Research, Inc. 日本事務所 鈴木良太

休憩(14:20〜14:30)

セッション3 製油所の稼働信頼性向上への取り組み(14:30〜16:00)

 石油製品の需要が減少し続ける中、製油所の数や原油処理能力も縮小傾向にあります。このような状況下で、エネルギーの安定供給を確保するためには、国内の製油所が以前にも増して安定的に稼働することが求められています。
 製油所が安定的に稼働するためには、リスク管理や変更管理などのソフト面を含むシステム、装置のオペレーション、そして設備そのものの信頼性という、3つの要素が重要です。これらの要素が適切に維持されることによって、製油所の稼働信頼性を確保できると考えられます。
 当セッションでは、特にシステムとオペレーションに焦点を当て、変更管理の仕組みや実際に発生したトラブル事例とその対策について議論します。これらを通じて、製油所の安定稼働に少しでも寄与したいと考えています。
座長 富士石油(株) 袖ケ浦製油所 技術管理課 堀之内 淳平
パネリスト ENEOS(株) 麻里布製油所 製油技術Gr. 今泉 洸
パネリスト 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 高井 健太郎
パネリスト コスモ石油(株) 四日市製油所 技術課 森 一輝
パネリスト 富士石油(株) 袖ケ浦製油所 技術管理課 荻山拓巳

休憩(16:00〜16:10)

【特別討論】 サステナブル社会に貢献する製油所の未来予想図(16:10〜17:40)

 第50回という節目を迎えるにあたり、記念大会にふさわしい特別討論を企画しました。これまでの製油所の歩みを振り返りつつ、これからのエネルギー・精製分野の可能性について、第一線で活躍される先生方の視点から、製油所の未来を熱く、明るく、そしてポジティブに議論していただきます。
座長 早稲田大学 先進理工学部 教授 関根 泰
パネリスト 国際大学 学長 橘川武郎
パネリスト (一財)日本エネルギー経済研究所 専務理事 小山 堅
パネリスト 成蹊大学 理工学部 教授 里川重夫

閉会の挨拶(17:40〜17:45)

プロセス分科会委員長  佃 学[日揮グローバル(株)]

懇親会(18:00〜20:00)  ※現地場参加者のみ

会場内施設

 

ハイブリッド開催にあたっての諸注意

 ・懇親会は、現地参加者のみの開催となります。
 ・質疑応答は、現地参加の方からのご質問を優先致します。
 ・討論内容の録画配信は行ないません。
 ・1アカウントによる複数名のご視聴は固くお断りしています。
 ・録画・録音・撮影(スクリーンショットを含む)等も禁止いたします。
 ・お申込み後に、現地参加⇔オンライン参加の変更をすることは随時可能ですが、
  現地参加が満席の場合は、現地参加への変更をお断りする事があります。

ご参考(12月10日時点)

 ・特別討論を含む全ての座長およびパネリストが、現地会場で討論し、懇親会にも参加予定です
 ・昨年度は聴講者の約7割の方が現地参加されました。

参加費(10%税込み) 普通会員(個人)維持会員会社の社員非会員学生
早期割引価格(〜2/13)10,010円14,080円18,040円無料
通常価格(2/14〜)11,000円15,070円19,030円無料

 
現地聴講定員: 150人
懇親会費: 【事前登録(2月19日まで)】 5,060円
【当日登録】 6,000円
懇親会参加定員: 80人
申込方法: 参加登録画面よりweb申し込み。
お申込み後のキャンセルは原則できません。
参加登録
支払方法: クレジットカード払い、または下記の銀行口座へお振り込みください。
三井住友銀行 池袋東口支店 普通口座 7708349 シヤ)セキユガツカイ
 

 

問い合わせ先

公益社団法人 石油学会 精製パネル討論会係

 

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