第49回精製パネル討論会
日時: 2025年2月21日(金)
会場:京都リサーチパーク 4号館 B1F バズホール(1階がセブンイレブンの建物です)
およびZoom webinarによる ハイブリッド開催
交通:JR「丹波口駅」徒歩5分、バス停「京都リサーチパーク前」徒歩5分ほか
プログラム
開会の挨拶(10:00〜10:10)
精製部会長 伊佐賢二[出光興産(株)]
セッション1 製油所の蒸留設備(10:10〜12:00)
近年の石油会社の重要課題として将来のカーボンニュートラル実現が挙げられますが、そのためには、足下の設備の高経年化などによるトラブルを撲滅し、経営基盤の強化を図る必要があります。当セッションでは、製油所の設備の心臓かつ象徴である”蒸留設備”において、現在・将来の課題である以下の話題について事例紹介を織り交ぜながら討論します。
・蒸留設備のトラブル防止対策
(硫化鉄発火防止、腐食への対応、剥離性スケールへの対応、設計不備によるトラブルの防止)
・デジタル技術の活用
・省エネルギーへの取り組み
・カーボンニュートラル燃料の蒸留におけるトラブル防止
座長 ENEOS(株) 製造部 プロセス技術Gr. 広島 力 パネリスト ENEOS(株) 堺製油所 製油技術Gr. 蛛@明宏 パネリスト 東亜石油(株) 京浜製油所 生産管理部 技術課 城ノ下 朗典 パネリスト 富士石油(株) 技術部 技術管理課 小島 里穂子 パネリスト 片山ナルコ(株) エナジーサービス事業部 事業推進部 甲田浩気 パネリスト 日揮グローバル(株) プロセスエンジニアリング部 小山武志
セッション2 エンジニアの育成(13:20〜15:10)
近年、石油会社およびエンジニアリング会社をはじめとするベンダー各社が直面している悩みや課題として、”中堅エンジニアの不足感”を耳にすることが増えてきたように感じます。以前と比べ、大型装置等の建設機会やプロジェクトが減少し、様々な経験を積むチャンスも減っていることが、その背景にあると考えられます。一方で、近年のカーボンニュートラルの動きを受け、各種建設業務やプロジェクトが直近において活発化しており、技術力を有するエンジニアの必要性が増している状況にあります。今後、ベテランエンジニアから中堅・若手エンジニアへの世代交代が加速する中で、エンジニア人員の需給ギャップが顕在化する前に、中堅・若手エンジニアの技術力を底上げすることが各社に共通する課題となるのではないでしょうか。
本セッションでは、「エンジニアの育成」をテーマとし、各社のエンジニア育成の取り組みや、成長機会・環境変化への対応、将来的な展望などについて幅広く討論する予定です。
座長 出光興産(株) 製造技術部 CNX・設備企画課 増子拓也 パネリスト ENEOS(株) 製造部 教育訓練Gr. 矢ア文隆 パネリスト コスモ石油(株) 四日市製油所 技術課 河合大輔 パネリスト 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 飯田翔一 パネリスト 千代田化工建設(株) 石油・化学・新エネルギープロセス設計部 福井 敦 パネリスト ボストンコンサルティンググループ 宮崎孝志
セッション3 プロセスシミュレーターの活用(15:25〜17:15)
製油所の稼働低下、石化シフト、コンビナート内での連携強化、カーボンニュートラル、バイオ原料への対応など、足元および将来への課題は山積となっています。この様な状況下で変化に耐え得るためには、製油所の各機器、各装置、製油所全体の効率化、最適化がこれまで以上に重要になり、プロセスシミュレーターの活用が1つのキーポイントであり、かつ、課題となるでしょう。また、DXを進める上での基礎としても重要であると考えています。当セッションでは、上記の環境を踏まえ、プロセスシミュレーターを運用するための体制、活用事例、新しい技術などについて、議論を行います。
座長 コスモ石油(株) 製造技術部 技術センター 応戸義宏 パネリスト ENEOS(株) 大分製油所 製油技術Gr. 風間洋佑 パネリスト 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 尾崎正樹 パネリスト コスモ石油(株) 製造技術部 技術センター 淺香元輝 パネリスト アヴィバ(株) 技術営業部 小野賢志郎 パネリスト 東洋エンジニアリング(株) プロセスエンジニアリング部兼
DXエンジニアリング部
栃原平祐
閉会の挨拶(17:15〜17:20)
プロセス分科会委員長 鈴木哲也[東洋エンジニアリング(株)]
総合討論(17:20〜17:50) ※現地場参加者のみ
パネリストや現地参加者との自由討論の場を設けます(懇親会ではありません)。
ハイブリッド開催にあたっての諸注意
・総合討論は、現地参加者のみの開催となります。・質疑応答は、現地参加の方からのご質問を優先致します。
・討論内容の録画配信は行ないません。
・1アカウントによる複数名のご視聴は固くお断りしています。
・録画・録音・撮影(スクリーンショットを含む)等も禁止いたします。
・お申込み後に、現地参加⇔オンライン参加の変更をすることは随時可能ですが、
現地参加が満席の場合は、現地参加への変更をお断りする事があります。
ご参考(12月20日時点)
・座長およびパネリストは、現地会場で討論する予定です。・昨年度は聴講者の約7割の方が現地参加されました。
参加費(10%税込み) | 普通会員(個人) | 維持会員会社の社員 | 非会員 | 学生 |
早期割引価格(〜2/14) | 10,010円 | 14,080円 | 18,040円 | 無料 |
通常価格(2/15〜) | 11,000円 | 15,070円 | 19,030円 | 無料 |
現地聴講定員: | 150人 | |
申込方法: | 参加登録画面よりweb申し込み。
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支払方法: | クレジットカード払い、または下記の銀行口座へお振り込みください。 三井住友銀行 池袋東口支店 普通口座 7708349 シヤ)セキユガツカイ |
問い合わせ先
公益社団法人 石油学会 精製パネル討論会係
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