第1回圧力設備自主保安分科会講習会
〜WES2820圧力設備の供用適性評価方法−減肉評価〜日時 :2025年2月20日(木)9:30〜17:30高圧ガス保安検査の民間規格評価機関として、経済産業省より日本溶接協会の設備技術規格評価委員会が承認され、高圧ガス保安検査の民間規格の運用が可能となりました。 民間規格は、API/ASMEなどの海外規格を参考に作成しているため、民間規格を活用する石油精製、石油化学事業者の保全担当者への教育、保全力アップを図ることを目的に、石油学会圧力設備自主保安分科会/日本溶接協会圧力設備サステナブル保安部会事例共有委員会を2024年に設立しました。 石油学会圧力設備自主保安分科会/日本溶接協会圧力設備サステナブル保安部会事例共有委員会の初の教育講座として、今回は日本溶接協会化学機械溶接研究委員会と協力し,供用適性(Fitness-For-Service:FFS)評価についての講習会を開催いたします。 本講習では,最も適用機会の多い減肉評価法をAPI/ASME規格を基に,日本溶接協会化学機械溶接研究委員会にて作成した「WES2820 圧力設備の供用適性評価方法−減肉評価」の内容をご説明します。 現場の技術者,設計・保全技術者の皆さまに,FFS評価を実施する際に役立つ規格としてご活用いただきたく,ぜひご参加ください。
会場 :損保会館 大会議室
(東京都千代田区神田淡路町2-9)
交通 :JR「御茶ノ水駅」「秋葉原駅」徒歩5分,東京メトロ「新お茶ノ水駅」「淡路町駅」徒歩3分ほか
プログラム
開会の挨拶(9:30〜9:40)
装置部会 圧力設備自主保安分科会 飯島 悟[ENEOS(株)]
圧力設備自主保安分科会 委員長 鵜澤勝義[コスモ石油(株) ]
(一社)日本溶接協会 化学機械溶接研究委員会 委員長 南 二三吉[大阪大学 名誉教授]
1.供用適性評価関連の国内外規格の最新動向(9:40〜10:30)
検査によって耐圧部にきず又は損傷が発見された圧力設備の、次回検査時期までの継続供用の可否、補修、取り替えなどの対応策の決定に活用される供用適性評価は、これまで国内外で多く規格化されている。これら既存規格の最新動向を概説し、それとの比較も交えながらWES2820の特徴を述べる。住友化学(株) 戒田拓洋
2. 「WES2820 圧力設備の供用適性評価方法 − 減肉評価」の概要(10:40〜11:40)
WES2820が対象としている減肉の種類、評価に必要な情報、減肉評価手順、および評価結果が継続供用否となった場合の処置の概要を解説する。また、例として、外面に腐食減肉が確認された圧力容器の全面減肉評価手順を解説する。日揮グローバル(株) 金丸伸一郎
3. 局部減肉評価の具体的手順(12:40〜14:00)
WES2820に従って、局部減肉評価の手順を解説する。例として、内面に腐食減肉が確認された圧力容器に作用する風荷重等によるサプリメンタル荷重を考慮した、一連の評価手順を具体的に説明するほか、評価に当たっての注意点も併せて示す。東洋エンジニアリング(株) 永田 聡
4. 耐震設備における減肉評価の具体的手順(14:10〜15:30)
KHK S 0861:2018の適用対象設備における減肉評価の手順を解説する。また、耐震性能評価に用いる外力をサプリメンタル荷重として与えた際の注意点を併せて示す。三菱ケミカル(株) 齋藤康己
5.減肉評価に関する国内のソフト・ハードの開発状況(15:40〜16:55)
- WES2820規格に準拠した供用適性評価ソフトウェア"uni-Fitness" のご紹介
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(株)IMC 小林大祐
- 表面減肉の3D計測データ利用による「WES2820圧力設備の供用適性評価方法−減肉評価」参考事例
(株)セイコーウェーブ 新村 稔
- 海外の先端非破壊検査・メンテナンス・ロボット技術
Advantec-IS(株) 小林哲治
閉会の挨拶(16:55〜17:00)
(一社)日本溶接協会 化学機械溶接研究委員会 副委員長 高橋 淳[日揮グローバル(株)]
名刺交換会(17:00〜17:15)
参加費(10%税込み) | 普通会員(個人) | 維持会員会社の社員 | 非会員 | 学生会員 | 学生非会員 |
早期割引価格(〜2/13) | 10,010円 | 12,100円 | 19,030円 | 5,060円 | 6,050円 |
通常価格(2/14〜) | 11,000円 | 13,090円 | 20,020円 | 7,040円 | 8,030円 |
申込方法: | 参加登録画面よりweb申し込み。
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定員: | 85人 | |
支払方法: | クレジットカード支払い、または下記の銀行口座へお振り込みください。 三井住友銀行 池袋東口支店 (普) 7708349 口座名 シヤ)セキユガツカイ |
問合せ先
公益社団法人 石油学会 圧力設備講習会係
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-8-4 陽友神田ビル4F
TEL:03-6206-4301, FAX:03-6206-4302
E-mail:events@sekiyu-gakkai.or.jp
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