第48回精製パネル討論会
日時: 2024年2月16日(金)
会場:京都リサーチパーク 4号館 B1F バズホール(1階がセブンイレブンの建物です)
およびZoom webinarによる ハイブリッド開催
交通:JR「丹波口駅」徒歩5分、バス停「京都リサーチパーク前」徒歩5分ほか
プログラム
開会の挨拶(10:00〜10:10)
精製部会長 山下義治[ENEOS(株)]
セッション1 石油精製を支えるプロセス技術(10:10〜12:10)
日本の石油業界は国内の継続的な石油製品需要の減少に加え、脱炭素循環型社会の実現に向けてカーボンニュートラルへの対応という、今までにないチャレンジングな課題に直面しています。石油各社はこのような厳しい環境下においても製油所の国際競争力を強化することが求められており、そのためには技術力の向上が重要となっています。
本セッションでは「石油精製を支えるプロセス技術」をテーマに取り上げました。従来の基盤となってきた石油精製技術から近年のカーボンニュートラルへの対応といった幅広い課題について、国内外の専門の方を招いて最新の技術動向を紹介いただき討論を展開します。
座長 ENEOS(株) 技術計画部 設備戦略Gr. 桑原正義 パネリスト 栗田工業(株) 小泉雅一 パネリスト Shell Catalysts &Technologies Jock Hughson パネリスト KBR Technology Solutions 中山 忍 パネリスト Lummus Technologies 演者未定
セッション2 近年の環境変化に対する装置対応(13:20〜15:10)
国内の石油産業は1999年以降再編が進み、その過程で各製油所の競争力強化を目的とした装置の合理化・効率化が進んできました。高度化法等に基づいた各所における重質油・残油処理装置への設備投資はその分かりやすい例と言えます。一方で、特に近年は外部環境の変化が更に目まぐるしく変化しており、ガソリン需要減退、コロナ禍における働き方・流通の変化、ロシアによるウクライナ侵略に伴うエネルギー価格・バランスの変化、カーボンニュートラル対応と、事業に大きくインパクトを与える事象が多々起きております。それに伴い、製油所の運転・設備の最適化という観点でも種々の対応が取られていると考えます。本セッションでは、「環境変化」をキーワードとし、特にここ数年で起きた環境変化に対して、装置の運転操業で取られている工夫や設備の最適化、将来を見据えたカーボンニュートラル対応などについて討論します。
座長 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 杉江直大 パネリスト 大阪国際石油精製(株) 千葉製油所 製油技術Gr. 稲田康平 パネリスト 出光興産(株) 生産技術センター プロセス技術室 黒澤有起 パネリスト コスモ石油(株) 製造技術部 PJ・システムGr. 早瀬徹矢 パネリスト 日揮ユニバーサル(株) サービス部 プロジェクトGr. 原 健人 パネリスト クラリアント触媒(株) シンガス&フュエルズ 触媒ビジネスユニット 北川博一
セッション3 省エネルギー(15:25〜17:15)
省エネルギーは、カーボンニュートラル実現の観点から、今後も継続して取り組まなければならない課題の一つです。これまでも大型投資案件や非投資案件について継続して取り組んでいるため、新たに省エネルギー案件を発掘することは難しい状況となっています。本セッションでは、運転管理を中心に、省エネルギーに関する事例を紹介していただき、その内容について議論を展開したいと考えています。また、近年製油所におけるデジタル技術の活用も進んでいるため、新たな技術を活用した運転最適化、モニタリングについても、事例の紹介や今後の課題について議論します。
座長 富士石油(株) 技術部 技術管理Gr. 堀之内淳平 パネリスト ENEOS(株) 中央技術研究所 デジタル研究所 石井健登 パネリスト 昭和四日市石油(株) 四日市製油所 管理部技術課 村尾育美 パネリスト 富士石油(株) 技術部 技術管理Gr. 西村太志 パネリスト 日揮グローバル(株) プロジェクトソリューションズセンター 澤井直明 パネリスト 横河デジタル(株) DXサービス事業部 AIサービスビジネス開拓部 高見 豪
閉会の挨拶(17:15〜17:20)
プロセス分科会委員長 鈴木哲也[東洋エンジニアリング(株)]
総合討論(17:20〜17:50) ※現地場参加者のみ
パネリストや現地参加者との自由討論の場を設けます(懇親会ではありません)。
ハイブリッド開催にあたっての諸注意
・総合討論は、現地参加者のみの開催となります。・質疑応答は、現地参加の方からのご質問を優先致します。
・討論内容の録画配信は行ないません。
・1アカウントによる複数名のご視聴は固くお断りしています。
・録画・録音・撮影(スクリーンショットを含む)等も禁止いたします。
・お申込み後に、現地参加⇔オンライン参加の変更をすることは随時可能ですが、
現地参加が満席の場合は、現地参加への変更をお断りする事があります。
ご参考(12月20日時点)
・座長およびパネリストは、現地会場で討論する予定です。・昨年度は聴講者の約7割の方が現地参加されました。
参加費(10%税込み) | 普通会員(個人) | 維持会員会社の社員 | 非会員 | 学生 |
早期割引価格(〜2/9) | 10,010円 | 14,080円 | 18,040円 | 無料 |
通常価格(2/10〜) | 11,000円 | 15,070円 | 19,030円 | 無料 |
現地聴講定員: | 110人 | |
申込方法: | 参加登録画面よりweb申し込み。
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支払方法: | クレジットカード払い、または下記の銀行口座へお振り込みください。 三井住友銀行 池袋東口支店 普通口座 7708349 シヤ)セキユガツカイ |
問い合わせ先
公益社団法人 石油学会 精製パネル討論会係
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