資源講演会
エネルギーで生活を支え地球を守る石油天然ガス開発−安定供給と安全、環境保全日時 :2011年7月6日(水)昨年のメキシコ湾での掘削リグの暴噴および原油流出事故以来、石油天然ガス開発の安全性、環境保全技術の信頼性などについて疑問が投げかけられた。幸い、この事故を直接の原因とする安定供給上の問題は生じなかったものの、世界の潮流として石油天然ガス開発における安全対策、環境対策などがより強く意識されている。
会場 :東京大学 山上会館
(東京都文京区本郷7-3-1)
共催 :石油技術協会
協賛 :石油鉱業連盟,石油天然ガス・金属鉱物資源機構,石油連盟,天然ガス鉱業会
石油開発業界では古くからHSE(Health, Safety, Environment)に関する施策を実施してきており、優れた知見と関連する技術を持っている。1994年に制定されたOGPガイドラインなどは業界として誇るべきものである。安全対策面では、近年大水深海域での掘削・開発技術をはじめとして技術革新が進められてきており、メキシコ湾の事故についてもこれを未然に防ぐための技術そのものは十全に完備されていたと認識されている。貴重な資源をできるだけ有効に利用することによって安定供給に貢献するだけでなく、温暖化対策他の環境問題に対しても、石油開発で培った技術を地球環境の保護に積極的に役立てている。
本講演会では、石油天然ガスの安定供給を使命とする石油天然ガス開発企業が、その使命を達成するために必要とされるHSE関連施策を紹介し、石油天然ガスが安全と環境保全の思想に立脚したエネルギー源であることを検証したい。
プログラム(全て仮題)
開会あいさつ(10:00〜10:10)
資源部会長(石油資源開発梶j 井上尚久
1. 石油開発におけるHSEと石油天然ガスの安定供給への影響(10:10〜11:00)
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 伊原 賢 氏
2. 近年の開発における保安技術の動向
HSEマネージメント・システムの根幹をなすリスク・マネージメント(11:00〜11:40)
石油資源開発(株) 長岡裕司 氏
HSEマネジメントシステムの現状と動向(12:40〜13:20)
国際石油開発帝石(株) 米澤哲夫 氏
石油技術協会作井技術委員会HSQE分科会の活動内容(メキシコ湾Deepwater Horizonの事故について)(13:20〜14:00)
石油技術協会 作井技術委員会HSQE分科会座長(日本海洋掘削(株)) 福島睦夫 氏
プラント建設時に於けるHSE(安全管理)(14:00〜14:40)
東洋エンジニアリング(株) 板倉誠一 氏
3. 環境技術の最先端
環境調和型石油天然ガス開発コンセプト(15:00〜15:40)
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 岡津弘明 氏
シェールガス、CBMの開発に伴う随伴水処理(15:40〜16:20)
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 三宅勇治 氏
閉会の挨拶(16:20〜16:30)
資源部会委員
問い合わせ先
公益社団法人 石油学会 資源講演会係
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