第40回精製パネル討論会
日時: 2015年2月16日(月)
会場 :国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟小ホール
(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
交通 :小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」4番出口徒歩15分
プログラム
開会のあいさつ(9:30〜9:40)
精製部会長 若本 明[昭和シェル石油(株)]
セッション1 常圧・減圧蒸留装置(9:40〜11:30)
常圧・減圧装置は、原油の一次処理装置として、白油の搾り出し および 大口エネルギー消費装置という点で、今も変わらず製油所の重要な位置を占めています。一方、処理が難しい劣質・重質な原油の比率最大化が指向され、長期安定運転は難しい環境になっています。
本セッションでは、そのような状況においても良好な精留、省エネ、適切な腐食管理を図りながら長期安定運転をおこなうために取り組むべき事柄について議論し、装置のパフォーマンス改善の役立つヒントを見つけていきたいと思います。
座長 JX日鉱日石エネルギー(株) 製造部 玉置俊裕 氏 パネリスト JX日鉱日石エネルギー(株) 麻里布製油所 中西文人 氏 東亜石油(株) 京浜製油所 中山 翔 氏 東燃ゼネラル石油(株) 和歌山工場 塚越達大 氏 日揮(株) プロセス技術本部 上野大輔 氏 栗田工業(株) ケミカル事業本部 小泉雅一 氏
セッション2 エンジニア育成の取り組み(12:20〜14:10)
今、石油精製業界は、石油の可搬性や供給および備蓄面の優位性が見直され、エネルギーを巡る環境が変化し、新たな方向へ動きつつあります。その変化に対応するため、石油精製業界はエンジニアの人材確保を進めていますが、苦労している状況です。一方、所謂2007年問題はエンジニアにも急速な世代交代をもたらし、成長戦略としての男女共同参画社会の推進等、精製業を支える人材は大きく変化する兆しを示しています。本セッションでは、現にエンジニアとして活躍している若手及び女性をパネリストとしており、エンジニアの育成の改善事例を共有するとともに、モチベーション等の討論から今後の対応のヒントを探っていきたいと考えております。
座長 極東石油工業(同) 技術部 中村晴彦 氏 パネリスト 富士石油(株) 生産技術部 加納弘樹 氏 千代田化工建設(株) 石油・化学・新エネルギー設計ユニット 所田綾子 氏 出光興産(株) 生産技術センター 林 祥子 氏 コスモ石油(株) 製造技術部 小川武彦 氏 極東石油工業(同) 技術部 佐々木 健 氏
セッション3 残渣油アップグレーディングとペトロリオミクス技術(14:20〜16:10)
石油製品需要の減少に伴う精製能力過剰という厳しい環境の中で、石油精製各社は重質油や残渣油のアップグレーディングによる石油の有効活用に最大限取り組むことが要求されています。本セッションでは、ペトロリオミクス技術開発の現状と残渣油アップグレーディング装置の最大活用に向けた取り組みを紹介し、パネリスト間で討論を行います。装置は、残油流動接触分解装置(RFCC)、残油熱分解装置(コーカー等)、重油直接脱硫装置、溶剤脱れき装置(SDA)を対象とします。
座長 東燃ゼネラル石油(株) 製造技術本部 桑原正義 氏 パネリスト (一財)石油エネルギー技術センター 石油基盤技術研究所 鈴木昭雄 氏 出光興産(株) 北海道製油所 傍嶋秀和 氏 コスモ石油(株) 製造技術部 新海裕司 氏 JX日鉱日石エネルギー(株) 大分製油所 木下将嘉 氏
閉会のあいさつ(16:10〜16:15)
プロセス分科会委員長 白石 浩[日揮(株)]
総合討論(16:15〜16:40)
参加費: | 普通会員(個人)10,000円、維持会員会社の社員14,000円、非会員18,000円、学生 無料
[討論の内容をまとめた会議録は、参加申込者に送付いたします。発送は5〜6月の予定です。] |
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問い合わせ先
公益社団法人 石油学会 精製パネル討論会係
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