経営情報部会平成24年度WG成果報告書配布のご案内
石油学会経営情報部会では平成24年度に「不確実性時代の石油産業の将来分析〜シナリオ・プランニングによる未来予想図〜およびWG2「石油・石油化学産業における情報系・制御系システムのセキュリティーに関する調査・研究」の二つのWGを設置し,調査・検討を行い,このたび活動内容を成果報告書としてまとめました。本成果報告書の入手をご希望の方は下記ご確認のうえ,石油学会事務局(担当:金子)までご連絡くださるようお願いします。
(1)WG1成果報告書「どうなるクルマの未来と燃料(シナリオ・プランニング)」
概 要: | 経済産業省の次世代自動車戦略研究会がまとめた「次世代自動車戦略 2010」を「公式の未来」とし,ここから脱線する可能性を探ることによって調査・検討を進めた。その結果,「公式の未来」の実現を左右する最大の不確実性が(1)次世代自動車の技術向上は確実か?(2)ライフスタイルや価値観は変化するのか?の2つの要素であると特定し,(1)および(2)の要素にそれぞれ着目して作成したのが『No Breakthroughシナリオ』 と『Gadget Carシナリオ』である。それぞれのシナリオがどのような世界であるかを具体的にイメージできるように,2040年までの次世代自動車を含めた自動車保有台数及びガソリン需要量を試算した。そして,各シナリオが石油産業にとってどのような意味を持つのかを検討した。 |
形 態: | A4 冊子,80ページ |
入手方法: | 数に限りがありますので,原則として1機関(個人)1冊の配布とし,希望者に郵送します。250円の切手(定型外,250g)を貼付した返信用のA4 サイズ封筒および「経営情報部会平成24年度WG1成果報告書郵送希望」と記載したメモを事務局へ郵送ください。 |
(2)WG2成果報告書「石油精製・石油化学産業に特化した制御系セキュリティーのガイドライン−標準ISA99(IEC62443シリーズ)の解説書−」
概 要: | ISA99 付属書Bに記載された「CSMS (Cyber Security Management System) 構築プロセスの例」に石油精製業界向けの解説を加えたガイドラインを作成した。当ガイドラインではシステム関連の専門家が技術的な対策を講じれば問題解決できるものではなく,企業関係者が全員参加でルールを守り,教育を通じてセキュリティーポリシーを具現化し続けることが重要であることを繰り返し喚起している。主旨を充分に認識していただき,強靭なCSMS構築の一助にしていただければ幸いである。第1章に「制御系ネットワーク セキュリティーのマネジメント活動の取組み」,第2章に「CSMSの活動」,第3章に「制御系システムのセキュリティー対策の例」についてWGで協議を重ねて取りまとめた。 |
形 態: | pdfファイル(1.1 MB),44ページ |
入手方法: | E-mail添付で送付いたします。メール標題を「経営情報部会平成24年度WG2成果報告書送付希望」とし,メール本文には(1)氏名(2)所属機関・部署名(3)メールアドレス(4)電話番号を記入し,事務局へご連絡ください。 |
*いずれの報告書につきましても無断複製,無断転載は行わないようお願いいたします。
[ 申込み・問合せ先 ]
(公社)石油学会 担当:金子 勝
〒101-0041東京都千代田区神田須田町1-8-4陽友神田ビル4F
電話 03-6206-4301
E-mail: knkmsr*sekiyu-gakkai.or.jp (*を@に変換し,メールを送信してください)