ITで変わる製油所経営〜情報の共有と可視化によるマネジメントの高度化〜
協賛:(社)化学工学会,(社)計測自動制御学会,(社)日本オペレーションズ・リサーチ学会
日時:2005年11月15日(火)10:00〜16:45
会場:アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北4-2-25)
交通:JR市ヶ谷駅,
東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷駅」(A1-1出口),
都営地下鉄新宿線「市ヶ谷駅」(A1-1 A4出口) 各徒歩2分。
開会の辞(10:00〜10:10)
経営情報部会長 松山 久義
1. Realizing Operational Excellence through Operations Intelligence(10:10〜11:40)
Mr. George Bauer
Vice-President of Marketing, IndX Software Corp.―A Siemens Co.
Today refining and petrochemical companies are discovering the benefits that arise from harnessing their existing business and operational data within an operations intelligence solution. Within a facility, legacy investments in IT and capital assets are the source of a wealth of data critical to operations. Through real-time decision support and real-time performance management applications, operations personnel are reaching across these independent silos of data to gain new insights and realize new efficiencies in operations. By getting the right information to the right people at the right time, organizations are able to create solutions in energy optimization, plant reliability, supply chain visibility, regional shared services and lost production opportunity. This presentation discusses the benefits realized from these solutions and the key attributes of an operations intelligence platform that enables such applications.
2. KPIとRPM: PDCAの観点から(13:00〜14:30)
(有)アイ・ケー・イー 代表取締役 池ノ上 晋氏
近年,KPI(key performance indicator)とRPM(real-time performance monitor)については色々な姿でプロセス産業の実際の 業務の中で展開されつつある。PDCA(plan, do, check and action)の観点からKPIおよびRPMの意味を考え, システムとしてどのようによりよい仕組みを構築していくかを考察する。 さらに具体的に企業にとって有効なものとなるようにシステムを構築する際の考慮すべき事柄を検証する。
3. コンビナート情報共有化技術の開発―コンビナートルネッサンス事業―(14:45〜15:45)
出光興産(株)徳山製油所 所長付 阿部 信夫氏
コンビナート競争力強化に向け,経済産業省の支援による技術開発の一環として,操業情報ハイウエー, コンビナート間の最適移送制御などの各種システムの研究・開発を行い,コンビナート各企業間の情報共有化に取り組んできた。 その研究・開発状況および成果について報告する。
4.SCM動的最適操業計画システムの開発―コンビナートルネッサンス事業―(15:45〜16:45)
新日本石油(株)需給本部需給統括部 シニアスタッフ 熊谷 智明氏
産油国からの原油調達に始まり,消費者に石油製品を届けるまでのプロセスにSCMの考え方を適用し, コンビナートルネッサンス事業の取組みを通し,新たなシステム開発を行った。具体的には(1)原油配船計画システム, (2)製油所生産計画システム,(3)国内配送システムの三つの個別システムを開発し,これらを適時に連携することで情報の共有化と 活用を図るものである。実需に応じた実行調整の検討も併せて紹介する。
*本講演会要旨集を販売(2100円,送料別)しています。購入ご希望の方は下記までお申込みください。
申込み及び問合せ先
|部会活動|経営情報部会|トップページへ |