第22回 回転機研究討論会
日時 :2023年10月5日(木)9:30〜18:50
会場:日本教育会館(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
および Zoom meetingによる ハイブリッド開催
交通 :都営線・東京メトロ「神保町駅」徒歩3分,東京メトロ「竹橋駅」徒歩5分
協賛 :(一社)日本産業機械工業会

プログラム
司会:回転機専門委員会 太田英司[ENEOS(株)]
開会の挨拶(9:30〜9:35)
回転機専門委員会 主査 小玉 秀[出光興産(株)]
第T部 発表(9:35〜13:15)
1. 回転機巡回点検のブラッシュアップ (9:35〜10:05)
鹿島石油(株) 山ア 快
2. 統合型スマート保全サービスの紹介 (10:05〜10:35)
ブラウンリバース(株) 金丸剛久
3. 残油流動接触分解装置(RFCC)軸流式エアーブロワーの信頼性向上 (10:45〜11:15)
太陽石油(株) 田中優之
4. 静圧形非接触式メカニカルシール(HSシール)の紹介 (11:15〜11:45)
(株)タンケンシールセーコウ 長南宗幸
5. アルキレーション装置コンタクターのメカニカルシール信頼性向上への取組 (12:45〜13:15)
昭和四日市石油(株) 荒木雄太
総合質疑応答・休憩(13:15〜14:00)
第U部 ワークショップ(各Roomに分かれて討議/講義を行う)(14:00〜16:30)
Room1:【教育講座】 メカニカルシール技術教育講座(ハイブリッド開催)
初級者を対象にメカニカルシールおよびドライガスシールの構造・原理について解説する。併せて、フラッシングプラン等の付帯システムやドライガスシールのアレンジメントに関しても説明する。また、内容にかかわらず質疑を受け付ける。※質疑やトラブルがあれば事前アンケートにご記入のうえ、10月2日までにメールにてお送りください。
または、当日会場の受付にご提出ください。9月29日頃にご案内しますWEB配付資料をお読みいただきご提出いただいても結構です。
リーダ ENEOS(株) 松隈 賢 サブリーダ イーグルブルグマンジャパン(株) 金子 敦 サブリーダ 日本ピラー工業(株) 藤永繁行 サブリーダ (株)タンケンシールセーコウ 仙誉啓介 サブリーダ 日本ジョン・クレーン(株) 青井達也 サブリーダ 日本フローサーブ(株) 芭覇丸ジュウザ
Room2:【教育講座】石油プロセス 重油直接脱硫装置(ハイブリッド開催)
石油関連の回転機技術基礎講習として、石油プロセスを紹介する。今回は「重油直接脱硫装置」について回転機技術者にとって必要な情報をわかりやすく提供する。重油直接脱硫装置プロセスを理解した上で、主要回転機器の特徴や重要性を再確認するとともに、各社トラブル事例紹介を通し、各事業所にて保全方法の見直しや改善を行い、適切な回転機器の保全活動につなげることを目的とする。本講座の対象者は、重油直接脱硫装置回転機器の保全を担当する人(初級〜中級)または重油直接脱硫装置プロセスおよび回転機器に興味がある人とする。
リーダ コスモ石油(株) 渡辺徳明 サブリーダ 出光興産(株) 柴田琢磨 サブリーダ 日本フローサーブ(株) 遠藤和也 サブリーダ コスモ石油(株) 鈴木翔太
Room3:【教育講座】シールレスポンプについて(API685‐3版の変更点とポンプの選定及び適用)(ハイブリッド開催)
シールレスポンプには、キャンドモーターポンプ(CMP)とマグネットポンプ(MDP)の2種類があり、キャンドモーターポンプは以前より液化石油ガス(LPG)サービスや外部漏洩が許容できない液体に対して採用され、マグネットポンプについては、ケミカルポンプを中心に近年ではプロセスポンプにも採用されている。昨年これらのAPI規格であるAPI685の3版が改訂・発行されたので、主要な改訂点の解説を行うとともに、キャンドモーターポンプにおけるポンプの選定と適用について規格等を参考にしながら説明するとともに、マグネットポンプ(MDP)については、ユーザーのトラブル事例等をもとに採用上の注意点を共有することで参加者の知見を高めることを目的とする。
本講座の対象はシールレスポンプに興味がある人とする。
リーダ 太陽石油(株) 羽藤雅史 サブリーダ 大阪国際石油精製(株) 三浦真一 サブリーダ 東洋エンジニアリング(株) 高畑博之 サブリーダ 日機装(株) 小川元康 サブリーダ JPI個人会員 岡野正幹
Room4:【新技術】ワイヤレス振動計による回転機の状態監視技術について(ハイブリッド開催)
近年の通信技術の進歩により防爆型のワイヤレス振動計が開発・供給され、各社で導入が進んでいる。ワイヤレス振動計は今までになかった新しいツールであり、検討やトライアルも重要であるが、実業務で活用し、設備の信頼性を向上させていくことが何よりも重要であり、最終目的である。2022年度と同様の内容で、ユーザーでの導入事例(導入時の検討内容、社内導入のプロセス、導入状況や今後の展望、また実運用を開始して困っている点やうまくいっている点など)を共有しディスカッションする時間を増やすことで、今後の各社の導入の一助としたい。
リーダ 富士石油(株) 沼 大地 サブリーダ 西部石油(株) 三井康平 サブリーダ 出光興産(株) 遠藤寛幸 サブリーダ ENEOS(株) 新井智大 サブリーダ ベーカーヒューズ・エナジージャパン(株) 横井 徹 サブリーダ 横河ソリューションサービス(株) 山口真澄 サブリーダ 新川電機(株) 栗原雅己 サブリーダ 日本エマソン(株) 石川葉子 サブリーダ ABB(株) 神尾祥吾 サブリーダ IDECセールスサポート(株) 大澤雅樹 オブザーバ 富士石油(株) 新谷修司
Room5:【事例紹介・討議】設備診断技術の向上(現地参加のみ)
2017年にユーザー各社が中心となり、「設備診断ワーキング」を立ち上げた。各社の失敗事例等を収集し、運用面、技術面の観点から適切な設備診断技術を討議し、回転機維持規格へ反映する計画である。今回のワークショップでは石油精製・石油化学業界における設備診断(潤滑油設備)に特化し、事例紹介と討議を行う。ユーザー、メーカーの潤滑油に関連するトラブル事例をもとに議論を行う。
参加者全員で技術的なディスカッションを行うことにより各自の知見を深めて、設備の信頼性向上や保全費低減の一助になることを目的とする。
リーダ 出光興産(株) 鍛冶紘亮 サブリーダ ENEOS(株) 滋野豪規 サブリーダ ENEOS(株) 早川 翔 サブリーダ 鹿島石油(株) 堀 玲於奈 サブリーダ 東亜石油(株) 新杉大輔 サブリーダ コスモ石油(株) 渡辺徳明 サブリーダ (株)日立インダストリアルプロダクツ 小口 智 サブリーダ JFEアドバンテック(株) 渕上芳樹 サブリーダ ジャパン・アナリスト(株) 塩沢 歩
Room6:【事例紹介・討議】再生補修技術(現地参加のみ)
回転機の再生補修技術に関して、失敗事例およびその考察をもとに、理論や再生補修を行う場合の注意点等を盛り込んで紹介、討議を行う。昨年はレシプロコンプレッサーの溶射技術にフォーカスしたが、今年は機種を限定せず、溶射以外に溶接補修に関しても事例発表および討論を行う。また、併せて新技術として排煙脱硫装置に用いられるスラリーポンプの最新の溶射技術の紹介も行う。なお、対象は中級者とする。
リーダ ENEOS(株) 天白真伸 サブリーダ 出光興産(株) 加藤祐司 サブリーダ 東亜石油(株) 細岡康樹 サブリーダ (株)IHI回転機械エンジニアリング 深山 清 サブリーダ JPI個人会員 仲山浩司 サブリーダ トーカロ(株) 富田善文、土生陽一郎 サブリーダ 東栄技工(株) 田川裕貴
第V部 交流会(17:00〜18:45)
会場:日本教育会館2F「泰南飯店」
閉会の挨拶(18:45〜18:50)
回転機専門委員会 副主査 高橋一樹[(株)日立インダストリアルプロダクツ]

ハイブリッド開催にあたっての諸注意
・本研究討論会の録画・録音・撮影(スクリーンショットを含む)等は禁止いたします。・1アカウントによる複数名のご視聴は固くお断りします。
・質疑応答は、現地参加者からの質問を優先させていただきます。
現地参加者へのご案内
・発表者は現地参加を予定しております。休憩時間などにも追加質問が行えます。・休憩時間は、名刺交換等ご交流、人脈づくりのお時間としてご活用ください。

参加費(第T部および第U部): ※現地・オンラインとも参加費は同額です。 | ||
【早期登録(〜9月28日)】 | ||
普通(個人)会員9,020円、維持(法人)会員会社社員・協賛団体会員10,010円、 非会員15,070円、学生会員3,080円、学生非会員5,060円 | ||
【通常登録(9月29日〜)】 | ||
普通(個人)会員10,010円、維持(法人)会員会社社員・協賛団体会員11,000円、 非会員16,060円、学生会員4,070円、学生非会員6,050円 | ||
交流会費(第V部): | 4,400円(現地参加者のみ参加可能) | |
*交流会は定員に達したため、申込を終了しました。 | ||
申込方法: | 参加登録画面よりweb申し込み。
お申込み後のキャンセルは原則できません。
・参加登録時に参加形態「現地参加/オンライン参加」を選択してください。やむを得ず変更される場合はご連絡をお願いいたします。
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定員: | 現地参加300人、交流会150人 | |
支払方法: | クレジットカード支払い、現金書留または下記の銀行口座へお振り込みください。 三井住友銀行 池袋東口支店 (普) 7708349 口座名 シヤ)セキユガツカイ |
問合せ先
公益社団法人 石油学会 回転機研究討論会係
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-8-4 陽友神田ビル4F
TEL:03-6206-4301, FAX:03-6206-4302
E-mail:events@sekiyu-gakkai.or.jp
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