第19回 回転機研究討論会

日時 :2019年9月30日(月)10:00〜18:50
会場国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟4F 417室
     (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
交通 :小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」4番出口徒歩15分
協賛 :潤滑油協会、石油化学工業協会、石油連盟、日本産業機械工業会
 

プログラム

司会:回転機専門委員会 天白真伸[JXTGエネルギー(株)]

開会の挨拶(10:00〜10:05)

回転機専門委員会 主査  新谷修司[富士石油(株)]

第T部 発表(10:05〜13:35)

1. 回転式二重管熱交換器への傾き追従型メカニカルシールの導入(10:05〜10:35)

JXTGエネルギー(株)  片野雅人
[概要]  回転式二重管熱交換器の内管の経年摩耗に起因し,駆動軸が傾いたことにより,軸封部(メカニカルシール)からの漏洩が多発した。この対策として,軸の傾きに追従する新規構造のメカニカルシールをメカニカルシールメーカと共同開発し実機に適用することで漏洩頻度を大きく削減し,設備信頼性向上を達成した。その開発内容や導入状況について紹介する。

2. 流体解析技術を応用したポンプのコンサルテーション(10:35〜11:05)

(株)荏原製作所  足立昌則
[概要]  遠心ポンプに発生したインペラの壊食問題に関し,メーカとしての設計ノウハウを用いてハイドロコンサルティングを行った事例を紹介する。本発表では,流れ解析などを用いて壊食の原因となるインペラの入り口逆流を抑制する条件を特定し,改善インペラの提供および長寿命化を達成した詳細内容を説明する。

3. 蒸気タービンの動翼破損トラブル(11:05〜11:35)

出光興産(株)  高木利憲
[概要]  圧縮機駆動用の復水蒸気タービンにおいて,タービンロータの最終段動翼が破断するトラブルが発生した。特殊な一体加工翼で動翼に加わる応力が想定よりも大きく,疲労限度を超えた応力が長期間の運転で蓄積したことによる疲労破壊であった。この対策として疲労限度の裕度が確保されたロータ設計を適用する計画である。この原因と対策について紹介する。

休憩(11:35〜12:35)

4. プラントデジタルツインを目指したAI・Big Data・IoTの活用(12:35〜13:05)

千代田化工建設(株)  井川 玄
[概要]  プラントのトラブルは,回転機等の機器単体のみならず運転プロセス条件や保全履歴を含めた総合的な要因で発生し複雑である。従来の運転監視システムだけでは予兆や防止策に限界があったが,プラントの設計/建設経験と診断技術に最新AI&デジタル技術を融合することで可能となってきており,それが目指すべき『プラントデジタルツイン』であり,その取り組みを紹介する。

5. ガスタービン減速機ギア歯面の欠損トラブル(13:05〜13:35)

JXTGエネルギー(株)  佐藤和人
[概要]  ガスタービンの主減速機において,"軸太り"によるギア歯当たりの悪化と,歯当たり悪化によるギア歯面のピッチング発生等,減速機ギア歯面欠損に至るまでに観察された兆候や,トラブル発覚時の状況と対応方法,原因調査結果と今後の対策等を紹介する。

休憩(13:35〜13:50)

第U部 ワークショップ(各部屋に分かれて討議/講義を行う)(13:50〜17:00)

Room1:【教育講座】メカニカルシール技術講座

 初級・中級者を対象としたメカニカルシールおよびドライガスシールの構造・原理について解説する。併せて,フラッシングプラン等の付帯システムやドライガスシールのアレンジメントに関しても説明する。また,内容にかかわらず質疑を受け付ける。
リーダー:JXTGエネルギー(株)太田英司
サブリーダー:(株)タンケンシールセーコウ仙誉啓介
サブリーダー:イーグルブルグマンジャパン(株)金子 敦
サブリーダー:日本ピラー工業(株)中嶋 徹
サブリーダー:日本ジョン・クレーン(株)林 貴裕
サブリーダー:日本フローサーブ(株)Bharmal Juzer

Room2:【教育講座】石油プロセス「流動接触分解装置(FCC)」の基礎と回転機関係の設計と保全

 石油関連の回転機技術基礎講習として石油プロセスを紹介する。 今回は「流動接触分解装置(FCC)」について取り組む。FCCに設置されている回転機の事例情報等を提供し,これらに関連して各参加者の視点から提議・討論いただくことで,各自の知見を高める。
リーダー:太陽石油(株)羽藤雅史
サブリーダー:太陽石油(株)新開 宏
サブリーダー:JXTGエネルギー(株)三浦真一
サブリーダー:千代田化工建設(株)江尻祐二
サブリーダー:日本フローサーブ(株)遠藤和也
サブリーダー:(株)日立インダストリアルプロダクツ田村政明
サブリーダー:(株)荏原エリオット川田康博

Room3:【教育講座】API610の今後の動向

 API610(API 遠心ポンプ規格)の12版が近々発行される。API610について12版の主な変更内容を紹介する。またAPIと海外石油MajorのDeviationを例にして,その理由についても考察・討議する。本講座の対象者は業務上でAPI610を使用する人(中級以上) or API610に興味がある人とする。ただし11版をベースに解説を行うため,事前に11版を見返してからの参加を希望する。 本講座では,改訂内容の紹介と共に,ユーザ,メーカ及びエンジ会社がAPIの内容を鵜呑みにせずに,その理由や目的を理解する事の一助となる事を目的とする。
リーダー:出光興産(株)市川豊和
サブリーダー:(株)荏原製作所稲垣正生
サブリーダー:日本フローサーブ(株)内山史教
サブリーダー:新日本造機(株)藤井克成
サブリーダー:日揮(株)中村智治
サブリーダー:出光エンジニアリング(株)竹内 孝
サブリーダー:富士石油(株)新谷修司
サブリーダー:個人会員岡野正幹
サブリーダー:個人会員仲山浩司

Room4:【事例紹介・討議】設備診断技術の向上

 一昨年より,各ユーザ会社が中心となり,「設備診断ワーキング」を立ち上げた。目的は各社の失敗事例等を収集し,運用面,技術面の観点から適切な設備診断技術を討議し,回転機維持規格へ反映することとしており,転がり軸受の振動診断について反映した。今回のワークショップでは活動の最終報告と位置づけ,前半は事例を交えながら,維持規格へ反映事項についての説明を行う。また後半は振動診断に関する疑問点や要望事項などを協議する場とする。振動診断についての日頃の疑問や課題を解決するための一助とする事を目的とする。
リーダー:出光興産(株)鍛冶紘亮
サブリーダー:JXTGエネルギー(株)佐藤 崇
サブリーダー:JXTGエネルギー(株)川田貴大
サブリーダー:コスモ石油(株)永田真也
サブリーダー:東亜石油(株)新杉大輔
サブリーダー:JFEアドバンテック(株)渕上芳樹

Room5:【新技術】ワイヤレス計器による回転機の状態監視技術

 近年の通信技術の進歩により防爆型のワイヤレス計器が開発・供給され,製油所でも導入が進んでおり,回転機の状態監視の分野においても今後,活用が期待される。本ワークショップでは回転機のワイヤレス状態監視装置に対するユーザのニーズや計器の基本機能の比較を紹介するとともに,参加メーカから各社計器の特徴の説明を行い,その活用方法を参加者で共有,討議を行う。
リーダー:JXTGエネルギー(株)小澤俊一
サブリーダー:出光興産(株)大橋祐介
サブリーダー:JXTGエネルギー(株)岡山慎吾
サブリーダー:日本フローサーブ(株)三宮 進
サブリーダー:横河ソリューションサービス(株)杉立 淳
サブリーダー:日本エマソン(株)一木澄隆
サブリーダー:新川電機(株)青木 寛
サブリーダー:日本精機(株)増田英樹
サブリーダー:GEエナジー・ジャパン(株)井出翔太
サブリーダー:ABB(株)加茂日出男

Room6:【事例紹介・討議】工事品質管理

 製油所等で実施する回転機器の各種工事における品質トラブルについて,事例を紹介し,トラブルの背景や教訓,再発防止策について解説する。また,装置オーナー,施工者における品質管理上の課題や各社のトラブル低減の取り組みなどを共有・討議を行い,品質管理向上の一助とすることを目的とする。
リーダー:コスモ石油(株)三好賢司
サブリーダー:出光興産(株)横田憲司
サブリーダー:昭和四日市石油(株)久保村寛
サブリーダー:レイズネクスト(株)石村昭洋
サブリーダー:(株)高田工業所猪熊康弘

第V部 交流会(全員参加)(17:10〜18:45)

国際交流棟1F「レセプションホール」

閉会の挨拶(18:45〜18:50)

回転機専門委員会 副主査  稲垣正生[(株)荏原製作所]
 

参加費:普通(個人)会員12,000円、維持(法人)会員会社社員・協賛団体会員13,000円、
非会員20,000円、学生会員8,000円、学生非会員11,000円
参加費には交流会費が含まれます。
申込方法:
定員に達したので参加登録は締め切りました。
定員:250人
申込締切:2019年9月24日(火)
締切日を過ぎてのお申し込みは,参加費に一律1,000円を加算いたします。
支払方法:クレジットカード支払い、現金書留または下記の銀行口座へお振り込みください。
三井住友銀行 池袋東口支店 (普) 7708349 口座名 シヤ)セキユガツカイ

 

問合せ先

公益社団法人 石油学会 回転機研究討論会係

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-8-4 陽友神田ビル4F
TEL:03-6206-4301, FAX:03-6206-4302
 E-mail:events@sekiyu-gakkai.or.jp

 

石油学会主催行事カレンダー|ページへ