石油学会規格概要 [管及び管継手]

JPI-7S-14-97 石油工業配管用アーク溶接鋼管

1. 分類1
1) PI-1(鋼板規格に準拠する母材を使用し、他の品質は管として保証される400〜1500A、厚さ6.0〜25.4mm以下のアーク溶接鋼管)
2) 管の種類
3) 材料・製造方法(材料、鋼板の熱処理、製造方法、溶接後熱処理)
4) 化学成分(鋼板の化学成分、溶着金属の製品分析)
5) 機械的性質(鋼板の機械的性質、溶接部の引張り強さ、シャルピー吸収エネルギー、溶着金属・熱影響部のシャルピー吸収エネル ギー、管の溶接部の曲げ試験、溶接部の硬さ試験)
6) 耐圧性
7) 外観
8) 非破壊試験(溶接部非破壊試験、管端面非破壊試験)
9) 寸法・重量・寸法許容差(寸法・重量、寸法の許容差、管の長さの許容差)
10) 試験方法(分析試験・分析方法、引張り試験、溶接部引張り試験、衝撃試験、溶接部衝撃試験、溶接部曲げ試験、溶接部の硬さ試 験、水圧試験、非破壊試験)
11) 検査
12) 再検査
13) 表示
14) 報告
分類2
1) JPI-2(品質がすべて管として保証される400〜1500A、厚さ6.0〜25.4mm以下のアーク溶接鋼管)
2) 管の種類
3) 材料・製造方法(材料、鋼板の熱処理、製造方法、溶接後熱処理)
4) 化学成分(鋼管の化学成分、溶着金属の製品分析)
5) 機械的性質(鋼管の機械的性質、溶接部の引張り強さ、シャルピー吸収エネルギー、溶着金属・熱影響部のシャルピー吸収エネル ギー、管の溶接部の曲げ試験、溶接部の硬さ試験)
6) 耐圧性
7) 外観
8) 非破壊試験(溶接部非破壊試験、管端面非破壊試験)
9) 寸法・重量・寸法許容差(寸法・重量、寸法の許容差、管の長さの許容差)
10) 試験方法(分析試験、分析方法、引張り試験、溶接部引張り試験、衝撃試験、溶接部衝撃試験、溶接部曲げ試験、溶接部の硬さ試 験、水圧試験、非破壊試験)
11) 検査
12) 再検査
13) 表示
14) 報告

(制定:1961、2版:1983、3版:1997)

JPI-7S-18-97 配管用モルタルライニング

1) 呼び径80〜1500Aの炭素鋼製品に施すモルタルライニング
2) モルタル材料(セメント、細骨材、混和材、水)
3) モルタルの配合(セメントと細骨材の質量配合、スランプ値)
4) ライニングの施工(下地処理、ライニング方法、施工環境、養生、シールコート)
5) 寸法・形状(ライニング厚さ、仕上がり、管端形状)
6) 試験(密着試験、モルタル強さ)
7) 検査(外観、厚さ、密着試験)
8) 補修・再試験・再検査
9) 表示
10) ライニングされた直管・管継手の取扱い

(制定:1962、2版:1988、3版:1997)

JPI-7S-84-96 石油工業用鋼製ボス、ブランチアウトレット及びプラグ

1) 完全溶け込み溶接によって主管上の開口部と取り付けられるボス・アウトレット・プラグ
2) 種類・サイズ(ボス、ブランチアウトレット・プラグの接続による種類)
3) クラス(ボス(クラス3000、6000)、ブランチアウトレット(sch40、80、160))
4) 材料(ボス・プラグ、ブランチアウトレットはSFVC2A)
5) 設計(一般(圧力-温度基準)、ボス、ブランチアウトレット、プラグ)
6) 製造方法
7) 寸法許容差
8) 試験
9) 検査(外観、寸法、非破壊、水圧)
10) 表示

(制定:1996)

 

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