2017年度精製講演会 

日時 :2017年10月26日(木)
会場国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟101室
     (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
交通 :小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」4番出口徒歩15分
 

プログラム

開会あいさつ(9:40〜9:50)

精製部会長[JXTGエネルギー(株)] 加藤英治

1.基調講演1 わが国のエネルギー政策(9:50〜10:50)

経済産業省 資源エネルギー庁資源・燃料部石油精製備蓄課 課長補佐 丸山 翔 氏 

2.基調講演2 アップストリーム、非在来型原油などの概説(10:50〜11:40)

早稲田大学 創造理工学部環境資源工学科 教授 栗原正典 氏
 近年では、いわゆるイージーオイル・ガスの権益の確保が非常に困難になっており、世界の石油開発会社は、より条件の厳しい石油・天然ガスの開発・生産にも挑戦している。本講演では、一般的な石油・天然ガス開発の概説に続いて、これらの高度な挑戦の例として、石油の増進回収、非在来型の石油・天然ガス開発、環境と調和した原油・天然ガス開発の現状等を紹介する。

休憩(11:40〜12:40)

3.マクロ的視野からの重質油アップグレーディング(12:40〜13:30)

(株)野村事務所 兼 千代田化工建設(株) 高塚 透 氏
 これまでに経験のない非在来型の重質油の処理も想定されるなかで、 (1)残抽アップグレーデイングプロセスはどのように分類され、それぞれどのような特徴を持つのか。 (2)残油の性状と構造はどのようなものであり、これらが各種のアップグレーデイングプロセスの反応にどのようにかかわるのか。 について概説する。

4.2020年のIMO硫黄分規制強化に向けた取り組み(13:30〜14:50)

・船舶業界の取り組み(一財)日本海事協会 技術研究所 華山伸一 氏
 1.船上におけるC重油燃料使用の実態:舶用機関(大型2サイクル機関の形状、燃料消費率、通常の負荷率、プロペラへの接続など)および燃料前処理(フィルタリング、ビルジ処理、動粘度調整、潤滑油管理など)の実態や過去のトラブル事例を紹介する。
 2.船上スクラバーの実態:規制強化の対策として、@規制対応C重油の使用、A規制対応A重油の使用、Bスクラバーの適用、およびC代替燃料の使用が代表的な対応策である。このうち、船上に一般に用いられる海水スクラバーの仕組み、具体的にはオープンループ、クローズドループなどの方式、サイズ形状、運航時の制御方法などについて紹介する。
 3.2020年の規制強化による環境改善効果:規制強化に伴う日本周辺の船舶からの大気汚染物質排出量(SOxおよびPM)の変化およびPM2.5大気環境濃度の減少期待量を紹介する。
・海外の動向について(一財)石油エネルギー技術センター 調査情報部 横溝 晃 氏
 本講演では、はじめに、欧州、米国、アジアの船舶燃料油の需要と供給について、現状と将来の見通しについて解説する。また、2020年からの新規制の対応は、2015年ECA規制が参考となることから、当時の船舶会社の規制対策、船舶燃料油規制に対する監視体制、規制適合油の品質、海外主要国の政策を紹介する。

休憩(14:50〜15:00)

5.石油精製におけるデジタル化の現状と今後の展望(15:00〜15:50)

大坂システム計画(株) 代表取締役 大坂 宏 氏
 石油学会精製講演会ということで製油所業務に特化して、最近注目を集めているIoT/Big Data/AIを中心とするデジタル化の考え方と現状の適用事例を概説するとともに、生産性の向上や設備保全のスマート化の領域における今後の活用を展望する。

6.最新技術トレンドと精製分野への適用(15:50〜16:40)

パナソニックシステムソリューションズジャパン(株) 社会システム本部エネルギーシステム営業部 末松武史 氏
 以下の内容について講演を行う。
・画像処理技術概要について
・画像処理技術トレンドについて
・画像処理活用事例と精製分野への活用の可能性について

7.最近の化学プラント事故事例から学ぶこと(16:40〜17:30)

(一社)近畿化学協会 化学技術アドバイザー会 渡邊 毅 氏
 最近の化学工場の重大事故を解析してみると、共通した問題点が浮かび上がってくる。その一つが開発当初から蓄積されてきた製法に係る技術伝承が疎かになっている点である。二つ目に非定常作業中の事故が多く、4M変更時にリスクアセスメントが不十分なことである。三つ目に、事故原因を整理してみると、(1)熱制御や熱不安定物質の取り扱いに失敗した事故、(2)混合・混触危険から爆発に移行した事故、(3)静電気による粉塵爆発事故が多い。この3種の事故に関連して、工業化研究や工場移管時に取り組むべき課題を紹介する。

閉会あいさつ(17:30〜17:35)

プロセス分科会委員長[東洋エンジニアリング(株)] 谷 英俊

参加費: 普通会員(個人)7,000円、維持会員会社の社員11,000円、非会員15,000円、学生 無料
申込方法: 参加登録画面よりweb申し込み。
当会に責めのある場合を除き,お申込み後のキャンセルは原則できません。
参加登録
定員:150人
申込締切:2017年10月19日(木)
締切日を過ぎてのお申し込みは,参加費に一律1,000円を加算いたします。
支払方法:カード支払い、現金書留または下記の銀行口座へお振り込みください。
三井住友銀行 池袋東口支店 普通口座 7708349 シヤ)セキユガツカイ

 

問合せ先

公益社団法人 石油学会 精製講演会係

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-8-4
TEL:03-6206-4301, FAX:03-6206-4302

 

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