新エネルギー部会

 当部会は1979年に、資源エネルギー庁石油部で新燃料の製造及び利用に関する研究・調査が始まったのを契機に「新エネルギー部会」として発足し、1991年には、「エネルギー・環境部会」、2000年には、「エネルギー部会」、2003年には発足当時の「新エネルギー部会」へと改称し、従来の石油産業の枠を超えた新規なエネルギー分野について、環境問題も含めた技術を調査、研究の対象としています。
 石油は従来エネルギー産業の中核を担っており、今なおその任は重いものがあります。しかし一方では資源の枯渇問題あるいは有効利用さらには環境問題等の観点から、エネルギー産業の質は変化の兆しを見せており、石油以外の種々のエネルギー活用が検討されています。このように成熟産業である石油産業の周辺においても、よりクリーンな燃料の製造・利用技術、より高効率のエネルギー利用技術、エネルギーの分散利用技術等、種々の新技術開発課題が控えており、従来の石油産業の取り組みを超えたエネルギー分野への取り組みが必須となっています。このような背景から、以下に示すような分野を対象とし、活動しています。
 2004年には、傘下に「水素・燃料電池分科会」を発足させ、水素製造から流通インフラまでの水素社会、燃料電池普及に向けた諸問題の検討を開始し、2008年には、「次世代バイオ燃料分科会」を発足させ、バイオマス燃料に関わる種々の定義、用語の整理・明確化と国際整合やセルロース系エタノール、BTL (Biomass to Liquid)等の次世代バイオマス燃料に関わる調査と情報交換を開始しました。

具体的対象分野

関連リンク先

 

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